東西の創価学園 登校始まる

玉川上水沿いの「哲学者の道」を登校する東京・創価中学校の生徒。3カ月ぶりに歩く通学路に、自然と足取りも軽く

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、休校していた東西の創価学園が1日、学校での教育を再開。生徒・児童の分散登校が始まった。
 
 東京創価小学校(小平市、国分寺市)、創価中学校・高校(小平市)では、学年・クラスによって登校日を分け、週1回の登校から開始。関西創価小学校(大阪・枚方市)では、各自が週2、3回となるように登校日を分ける。関西創価中学校・高校(同・交野市)は10日から、週1日の登校日を設ける。
 
 なお、東西の中学校・高校ともに、寮生・下宿生はオンライン学習を続け、一斉登校の開始に合わせて、寮・下宿生活が始まる予定である。

「皆さん、元気でしたか?」との担任の呼び掛けに、「はーい!」と2年生が元気に答える(関西創価小学校で)

 各校では文部科学省が公表した衛生管理マニュアルに準じて、全生徒・児童がマスクを着用し、小まめに手洗い・アルコール消毒を行う。また密閉状態や身体的接触を伴う行動など、感染の危険性がある活動は行わない。
 今後、段階を踏んで、一斉登校・通常授業の再開を目指す。
 
 東京創価小学校では先生や友達との再会を楽しみにしながら登校してくる児童に、山﨑校長らが温かく声を掛けた。児童は「みんなと会えてうれしい」「手洗いをしっかりやります!」等と語った。

札幌創価幼稚園も元気よく

北海道・札幌創価幼稚園でも分散登園がスタート。“太陽の子”たちのにぎやかな声が、久しぶりに園舎に響いた

 また北海道の札幌創価幼稚園でも1日、園児の分散登園をスタート。園児たちが元気よく集った。