関西創価高校(大阪・交野市)、東京・創価高校(小平市)の男子・女子のダンス部は、7月31日と8月1日に大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で開かれた全国高等学校ダンスドリル選手権大会2021(主催=ミスダンスドリルチーム・インターナショナル・ジャパン)に出場。関西高が日本一の「文部科学大臣賞」に。東京高の2チームも熱演した。また関西創価中学校(大阪・交野市)のダンス部は、7月30日に同会場で行われた中学校の全国大会で団体総合第3位、部門第1位となった。

6月末の関西大会から1カ月。試練を乗り越え、勝利をつかみ取った
「全国高等学校ダンスドリル選手権大会2021」は、各地の高校ダンス部やチアリーディング部、バトン部などが出場し、“日本一のパフォーマンス”の称号を目指す大舞台だ。
関西高ダンス部はヒップホップ男女混成部門ラージ編成にエントリー。
会場に鳴り響く重厚な音楽に合わせ、皆で力強く床を踏み鳴らす。徐々に軽快なステップへと移り、アリーナを所狭しと動き回る――。一糸乱れぬ迫力の演技に会場から万雷の拍手が送られた。
同ダンス部は部門第1位に。さらに、出場した全169チームの中で6年ぶり6度目となる団体総合第1位、「文部科学大臣賞」の栄誉に輝いた。増谷葉奈部長(3年)は「互いを信じてやってきたからこそ、踊り終えた瞬間、皆が勝利を確信しました」と語った。
関西中は総合3位、部門1位 東京高2チームも熱演


東京高の男子ダンス部(ヒップホップ男子部門)と女子ダンス部(ヒップホップ女子部門ラージ編成)も、力の限り演技し、会場を盛り上げた。

田中広美部長(3年)は「皆さんの心を動かすダンスをやりきることができました」と
一方、関西中ダンス部は「第11回全国中学校ダンスドリル選手権大会」のヒップホップ女子部門ラージ編成に出場し、見事なチームワークで笑顔あふれるダンスを披露。部門第1位となり、参加34チームの中で団体総合第3位に選ばれた。
高校生のダンスの祭典「全国高等学校ダンスドリル選手権大会2021」(NPO法人ミスダンスドリルチーム・インターナショナル・ジャパン主催、朝日新聞社など後援)が1日まで2日間、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で開かれた。団体総合は関西創価(大阪)が優勝。個人部門の女子は翔凜(千葉)の恩田茉莉杏さん、男子は創志学園(岡山)の横道悠さんが栄冠に輝いた。
全国165チームと個人19人が27部門で競った。団体総合の上位3チームには、朝日新聞社から活動奨励金が贈られた。 昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止され、2年ぶりの開催。選手たちは無観客の客席に座り、練習の成果を披露する全国の仲間たちに拍手を送った。
団体総合で優勝した関西創価の増谷葉奈部長(3年)は「昨年出場できなかった先輩たちの分もやりきって、日本一になりたかった」と喜びの涙。コロナ禍の1年半、休校になったり、練習時間を削られたりした。「つらい時もあったけれど、やればできると信じて良かった」
団体総合の上位5チームと各部門の優勝は次の通り。【団体総合】(1)関西創価(2)龍谷大付平安(京都)(3)百合学院(兵庫)(4)東海大付静岡翔洋(ソング・ポン・ミディアム編成)(5)札幌龍谷学園
【トールフラッグ】文京学院大女子(東京)
朝日新聞デジタル
【ショートフラッグ】共栄学園(東京)
【ミリタリー】長野西
【リリカル】山田(愛知)
【キック】郡山(福島)
【メジャーレット】順天(東京)
【プロップ】郡山商(福島)
【チア】長野商
【ノベルティ】笠岡商(岡山)
【ジャズ・スモール編成】拓殖大一(東京)
【ジャズ・ミディアム編成】東海大付静岡翔洋
【ジャズ・ラージ編成】入間向陽(埼玉)
【ソング・ポン・スモール編成】星陵(静岡)
【ソング・ポン・ミディアム編成】百合学院
【ソング・ポン・ラージ編成】龍谷大付平安
【ドリル・ポン・スモール編成】市川(千葉)
【ドリル・ポン・ミディアム編成】郡山商
【ドリル・ポン・ラージ編成】西武台(埼玉)
【ヒップホップ男子】創志学園
【ヒップホップ女子・スモール編成】福岡工業大付城東
【ヒップホップ女子・ミディアム編成】札幌龍谷学園
【ヒップホップ女子・ラージ編成】日本体育大桜華(東京)
【ヒップホップ男女混成・スモール編成】創志学園
【ヒップホップ男女混成・ミディアム編成】新田(愛媛)
【ヒップホップ男女混成・ラージ編成】関西創価
【ミスダンスドリルチーム】恩田茉莉杏(翔凜)
【ミスターダンスドリルチーム】横道悠(創志学園)

