発言ボックス2021「私が入会を決めた時」

福岡県糸島市 山下賢一郎(62歳) 
 佐賀の高校を卒業後、新聞奨学生として大阪の大学に進学。1年生の夏に、同じクラスの友人から仏法の話を聞きました。
 「願いは必ずかなう!」との確信に満ちた言葉。何度も「本当か」と問いましたが、彼は力を込めて、同じ言葉を繰り返しました。さらに、彼が口にした「冬は必ず春となる」(御書1253ページ)の一節の響きに、私は、自分の全てを信心に懸ける思いで入会したのです。
 学業と新聞奨学生の業務との厳しい両立に打ち勝ち、4年間で無事、卒業。功徳を感じました。また、私が小学3年の頃から、父の酒乱で家を出ていた母と大阪で再会し、入会に導くことができたのです。使命あって福岡の地へ引っ越してからも、多くの功徳を頂きました。
 これからも、人間革命の思想を胸に、仕事と活動に頑張ろう――。紹介者を思い、そう決意しています。クラスの友人と一生懸命に仏法対話をしていた彼の勇気に改めて感謝しています。