〈写真特集〉 創価大学 光の詩

昇る朝日が創価大学に光を注ぐ。今年、創立50周年。「人間教育の最高学府たれ」「新しき大文化建設の揺籃たれ」「人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ」――建学の精神はいや増して輝き、10万人を超す同窓の友は世界の各界で価値創造に挑む

創立50周年 世界を照らしゆく 

  
  
 出発の春。挑戦の夏。語らいの秋。鍛錬の冬――創価大学(東京・八王子市)は、巡る季節ごとに美しい。
 50年前、創立者・池田先生が贈った指針「英知を磨くは何のため 君よそれを忘るるな」を胸に、人類に貢献する世界市民が羽ばたく。
 キャンパスの光の詩を届けます。

四季折々の光あふれる創価大学

春夏秋冬の輝き Campus in the Sun

…◇春◇…

躍動の春。中央教育棟と創大桜。半世紀前、創立者が植樹した苗木は、風雪に耐え、大樹となって咲き誇る。「負けじ魂」を忘れるなと語り掛けるように

桜にレンギョウ、百花が競演。文学の池は、すがすがしい新生の息吹に満ちて

創大桜の先には、創立者の筆による「創価大学」の金文字が燦然と

満開の桜の波に包まれる創価大学。桜には、戦火の青春をくぐり抜けた創立者の平和への願いが込められている

  
 

…◇夏◇…

緑光る夏。創価女子短期大学のマリー・キュリー像が気高く。創立者は彼女の姿を通し「どんな人でも、どんな時代に生きても、その人には、その人にしかできない使命があります」「『自分らしく』輝くのです」と短大生に呼び掛けた

生い茂る青葉。向学の友を迎える中央図書館。創立者は2004年に図書館を訪れた際、「読書は黄金の輝き」「読書は勝利者の源泉」「読書は幸福の伴侶なり」との言葉を贈った

「創価教育万代之碑」に注ぐ夏の日差しがさわやか。「人間教育は最極の聖業にして 万代を照らしゆく不滅の光なり」との創立者の言葉を刻む

  
 

…◇秋◇…

彩りの秋。コロナ禍の中、オンラインも駆使して学問に励んできた友を、色づく木々が優しく見守る

そびえるイチョウと本部棟。この5階エントランスホールで、創立50周年の記念展示「創価大学の歴史」が行われている

創大門から構内に続く桜とイチョウの並木道。創立者の提案で「創大シルクロード」と名付けられた

部分月食が観測された11月19日。中央教育棟と東天に昇りゆく月の軌跡(比較明合成)

本部棟の奥には、地球の影から離れ、だんだんと輝きを増す月天子が(11月19日)

  
 

…◇冬◇…

白雪の冬。世界市民のキャンパスがきらめく。青天に厳と立つ本部棟(冬の写真は2018年)

雪化粧した総合体育館。2009年に完成し、ビクトリーグラウンド(サッカー・ラグビー場)が隣接。鍛えの冬に、勝利の力を蓄える

白銀の世界となった創価大学正門の門標。牧口常三郎先生の筆で認められた「創價大學」の文字は創立の魂を永遠に伝えて