東京校55期・関西校50期
創価学園の入学式が8日、東京・関西のキャンパスで、それぞれ晴れやかに行われた。創立者の池田大作先生は和歌とメッセージを贈り、新入生を祝福。「わが学園生よ、希望の太陽と光れ! 勇気の明星と輝け! 英知の大星雲となって、地球の未来を照らしゆけ!」と呼び掛けた。また同日、東西の創価小学校の入学式も開かれ、池田先生がメッセージを寄せた。

陽光に照らされた武蔵野の若葉、交野の万葉の里――東西の各キャンパスでは、まばゆい春の輝きが新入生を包み込んだ。
池田先生は、入学式へのメッセージにつづった。「我らの創価学園は、また一つ大きな佳節を刻み、ここに意義深く、東京校は第55期生、関西校は第50期生を迎えることができました」
開校(東京校=1968年4月、関西校=73年4月)以来、約半世紀。学園生は勉学・語学やクラブ、委員会活動など自身の舞台で創立者の期待に応えようと奮闘し、成長と活躍の歴史を築いてきた。
新たに学園の“主人公”となった新入生の胸にも、父子の道に連なる誓いがみなぎる。
関西創価高校のある新入生は「学園で“文武両道の鍛えの青春”を送り、創立者の精神を学び抜きたい」と笑顔で。人権を守る国際弁護士を目指し、アメリカ創価大学への進学を目標に一歩を踏み出した。
親元を離れて、下宿での新生活をスタートした創価高校の新入生は、“何のために学ぶのか”を自身に問いながら大好きな読書と語学に励もうと意欲満々。「将来、人と人の心を結ぶ翻訳の仕事に携わるため、力を磨いていきます」と語る。

新しい日々への期待に満ちた式典は、各校で晴れやかに。
創価高校(東京・小平市)では、久保校長が「人生の基盤を固める3年間に」と式辞を述べ、新入生代表の松田清美さんが「負けじ魂を燃やして全てに挑戦します」と決意を語った。谷川学園理事長は「平和を築く世界のリーダーに成長を」と呼び掛けた。
関西創価高校(大阪・交野市)では、新任の大月昇校長が、世界に希望の灯をともし、平和に貢献していくのが学園生の使命であると力説。新入生の春日悠里花さんが、向学心を燃やし、正義の道を進みゆく誓いを語った。新任の中西均関西学園長は、自身の可能性を開く挑戦の日々をと望んだ。
創価中学校(東京・小平市)では、江間校長に続き、3年生の代表2人が学園の魅力を語り、新入生を歓迎。新入生の柳下結人さんが世界平和に尽くす道を進むとの「誓いの言葉」を述べた。
関西創価中学校(大阪・交野市)では、古賀校長の後、新入生の池田冠都さんが、平和の連帯を築くため、語学と読書に励みたいとの決意を発表した。
東京創価小学校(小平市、国分寺市)では、塩田校長に続き、新入生の芦原美紀さんが「友達をたくさんつくり、元気に学校に通います!」と朗らかに。
関西創価小学校(大阪・枚方市)では、新任の本房達哉校長の後、新入生の荒井咲希さんが「一日一日を大切に、一生懸命勉強します!」と元気よく語った。
〈池田先生が贈った和歌〉
学園は
燃ゆる正義の
大星雲
まばゆき英知と
平和の大光を

