
「ジャパンカップ マーチングバンド・バトントワリング全国大会」が11日、東京・調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、音楽隊の創価ルネサンスバンガード(大竹政之楽団長)がシニアドラムコー部門で優勝。通算18度目の栄冠に輝いた。併せて、一般のマーチング部門の最優秀団体に贈られる「東京都知事賞」を受賞した。

大会の最後に登場した創価ルネサンスバンガード。今回のテーマ「UNLOCK」には、「開錠する」「開く」などの意味がある。新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で社会に閉塞感が漂う中、力強く新時代への扉を開く決意を込めた。
ステージには、それを象徴する32枚の“扉”が出現。その扉を使って、メンバーが現れたり隠れたりと、目まぐるしく変化するダイナミックな演出に、観客は思わず息をのむ。
五感を震わせるような大迫力のサウンドとスピード感あふれる隊列変化は、“これぞ王者”という圧巻の演奏・演技。観客からは「アメイジング(素晴らしい)!」との感嘆の声も。会場中から割れんばかりの拍手が送られた。
大竹楽団長は語った。
「楽団が新体制となって臨んだ初の大会でした。池田先生のご期待に応えるため、必ず日本一を取ろうと皆で確認し合い、友人への対話や聖教拡大、職場で実証を示すなど、一人一人が勇気の挑戦を貫いてきました。これからも、人々を鼓舞する舞台を目指します!」

同大会に出場した創価ルネサンスバンガード・ジュニア(麻生浩一楽団長)は、「DREAM TRAIN――開拓の足音」と題し、機関車のオブジェが登場するなど工夫を凝らしたステージを展開。シニアマーチングバンド部門で7位となった。


創価大学のプライド・オブ・ソウカ(藤滝大地部長)は、「心動」をテーマに躍動感あふれる演奏・演技を披露し、シニアドラムコー部門で5位と健闘した。


