創価学園の10・10「情熱の日」を記念する集いが6日、東京・関西の高校、中学校、小学校、北海道の札幌創価幼稚園で、それぞれ開催された。創立者の池田大作先生はメッセージを贈り、大宇宙に漲る「生まれ出ずる力」「育ち伸びゆく力」を、若き生命に体現している希望の星が学園生であると強調。苦労して学ぶ努力が、未来の世界を照らすエネルギーになることを確信し、創価の人材の大星雲を創り光らせてほしいと呼びかけた。
創立者がメッセージ 宇宙を晴らす希望の星たれ
「青年よ 新世紀の 英智と情熱の 指導者たれ」――東京の創価学園のシンボル「青年と鷲」の像の台座には、創立者・池田先生の言葉が刻まれている。
アメリカの民衆詩人ホイットマンは、嵐の中を勇敢に自在に飛ぶ大鷲の姿を“一番壮大な光景”と記した。
長引くコロナ禍の“苦難の嵐”に負けず、躍動する学園生たちの姿は、見る人の心を鼓舞する。関西創価学園に立つホイットマン像も、それを頼もしく見つめている。
各校で行われた“情熱の日”記念の集いでは、先月末から今月にかけて行われた学園祭や競技大会をやりきった勝利の笑顔が輝いていた。
東京・創価高校(小平市)の集いでは、皆で演劇や映像を作り上げた奮闘をたたえ合い、久保校長が「次なる挑戦の舞台に向かって前進を」と述べた。

関西創価高校・中学校(大阪・交野市)では、生徒の代表が当日に向けた取り組みを紹介。中西関西学園長が「世界平和の新時代を開く主役との誇りを胸に、鍛えの青春を」と訴えた。

東京・創価中学校(小平市)の集いでは、“陰の人”への感謝を忘れず、自分らしい華を咲かせゆくことを約し合った。

東京創価小学校(小平市、国分寺市)では、塩田校長があいさつし、各学年の代表が、クラスで目標を掲げ、励まし合って進んできた様子を発表した。

関西創価小学校(大阪・枚方市)では、本房校長が、友だちを大切にして、勉強と読書に挑もうと呼びかけた。

また、北海道の札幌創価幼稚園でも集いが開かれ、坂本園長が、頑張る心をたくさん出そうと語った。


