第28回「日本管楽合奏コンテスト」(主催=公益財団法人日本音楽教育文化振興会)の全国大会が千葉・松戸市の「森のホール21」で開催され、関西創価高校(大阪・交野市)の吹奏楽部が最優秀グランプリ賞に次ぐ「最優秀賞」に輝き、関西創価中学校(同)の吹奏楽部と関西創価小学校(大阪・枚方市)のアンジェリック・ブラスバンドが「優秀賞」を受賞した。

関西小は3日、小学校部門に出場し、堀夢夏教諭の指揮で「長く白い雲のたなびく国『アオテアロア』」(P・スパーク作曲)を披露。「とても丁寧に基本を積み重ねている成果が出ている素晴らしい日常を送っているバンド」などの講評を得た。
櫻井明美バンド長(6年)は「練習だけでなく、普段の生活や勉強も全力で挑戦し、全ての力を出し切れました」と語った。

関西中は5日、中学校A部門で、「富士山~北斎の版画に触発されて~」(真島俊夫作曲)を山中広一教諭の指揮で演奏。審査員から「作者の意図するものをしっかり捉えられていて素晴らしいパフォーマンス」などと評価された。
岸本千夏部長(3年)は「皆で団結して努力を重ね、富士のように堂々と臨めました」と述べた。

関西高は6日、高等学校A部門に出場し、伊藤昌教諭の指揮で「ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~」(福島弘和作曲)を熱演。「緊張感のある音楽をとてもうまく表現された演奏」などの講評があった。
石川愛部長(3年)は「この場に立てた感謝と、平和への願いを込めて最高の演奏ができました」と語った。

