<名字の言> 2月2日は「世界ダチョウの日」

2月2日は「世界ダチョウの日」。ダチョウの魅力を普及させるため、飛ばない鳥類の中で唯一、足の指が2本という特徴から、この日に制定された▼ダチョウ研究で名高い塚本康浩氏は“ダチョウは人類を救う”と述べる。脳が小さ
く自分の家族すら識別できないダチョウは、一方で並外れた免疫力を持つ。その抗体を応用し、世界各地の感染症や新型コロナウイルスの感染予防に活用しようとする研究が進められている▼氏は小学生の頃、吃音で不登校となる。字を書くのも苦手だった。獣医師を志した原点は、その時期にあるという。多くの鳥と戯れた時間や愛鳥の死が、後の研究の基礎となった。吃音を克服し、博士号を取得した氏は、テレビ出演などを通してダチョウの魅力を発信する▼誰しも得手不得手がある。苦手なことも、克服しようと努力することで、自身の新たな力が引き出される。ゆえに、大切なことは成長の歩みを止めないこと。その一歩一歩の積み重ねによって、全てが生かされるようになる▼法華経信解品に「無上の宝聚は 求めざるに自ずから得たり」(妙法蓮華経並開結224ページ)と。自らの生命は最も尊い宝だ。その宝を磨き、光り輝かせていくのが、私たちの信仰である。(弌)

マスクから対テロ用ワクチンまで ダチョウの抗体「あらゆる菌に応用可能」 
2019/12/30神戸新聞

コロナに挑むダチョウ 学長が見いだしたワケわからん力(一部有料) 
2021年10月22日朝日新聞